子供の頃、誰しも好奇心の固まりです。
子供はみんな、目に映るもの手に触れるもの全てが輝いていて、いったいどんな物なのか知りたいと思っています。
そうして、たくさんの物から自分で取捨選択していくことで『自分』を作って行くのだと思います。
同じ世界にいても、人が違えば、見えている物も違います。
これは、取捨選択していくことで一人一人が『違う人間』になったからです。
それを個性というのでしょうね。
でも、その取捨選択が適切でなかったら?
ちゃんと大事に持っておきたかったもの、知りたかったこと、好きだったものを何らかの理由で手放したとしたら。
自分が選んだわけではない物を、色んな理由で持ち続けてがんばらなければならなかったとしたら。
色んな人が大なり小なり本来の自分から少しズレた状態で大人になっていくのが現実です。
人によってはそのズレが自分でのわからな位ちいさい事もあるでしょう。
少し大きくズレて来ると、やっぱり違和感、生きにくさなどが出てくるのだと思います。
同じ人でも、ズレが大きくなる時期や小さくなる時期もあるかもしれません。
その『ズレ』を一緒にさがして、本来の自分を少しでも取り戻していこうというのが『self-Discovery from Music Workshop』です。
音楽療法といえばそうなのかもしれない。
カウンセリングといえばその要素もあるのかもしれません。
ただ、今までの既存の方法とは少し違う方法、違う切り口でこのワークショップは進んで行きます。
基本的にはマンツーマン。
ドラム、ギター、ベース等を堅苦しい楽器としてではなくおもちゃのように使って、楽しみながらリズム感よく進みます。
堅苦しく上手になることがゴールではなく、自分を自分でみつめ、解放することがDMWの目標です。
(もちろんリズム感が良くなったり、楽器が上手には勝手になっちゃいます。)